お問い合わせはこちら
新着情報

「出前講義案内」 大学の講義を高校へ出前します! 

2013年9月12日

出前講義のご案内 提供できる講義一覧

 

宮崎大学では、本学の教育研究について地域の皆様により良く理解していただくため、高等学校や高等専門学校に本学教員が出向いて学問の最先端の話題や魅力についての講義を行う「出前講義」を実施しております。

森林緑地環境科学科は、「みどりの恩恵を科学する」をスローガンに、森林・農山村・都市域を相互に作用しあう一つの連続した空間として捉えて、人間活動と自然をつなぐ複合的な新しい学問領域です。以下に提示いたします話題は、どれも世界の問題、地域の問題を見つめて日々取り組んでいる教員の研究をわかりやすく示したものですので、大学の講義に触れる良い機会として、お気軽にご利用下さい。

本学入試課より送付させていただいております所定の申込書に必要事項を記入し、本学に申し込んでいただければ、旅費・謝金などの高校の負担はありません。

農学部森林緑地環境科学の教員が提供できる話題について、一覧をまとめましたので、ぜひ検討下さい。

 

講義名 講師 内容
きのこの仲間と不思議な力
~森林微生物学への招待~
亀井 准教授 スーパーの野菜と一緒に並んでいるきのこ達。彼らはとても種類が多く、その生活や能力も様々です。食べられるきのこや食べられないきのこ。木を分解してしまうきのこや、木の成長を助けるきのこ。さらに、私たちの生活を大きく変えるかもしれない能力をも秘めていることが最近の研究で分かってきました。森林の中で生きているきのこ達の世界をのぞいてみませんか?
森が油田に変わる?
~バイオマス研究の最前線~
亀井 准教授 古くから私たちの身の回りで利用されてきた木材は、先端科学で新しい製品に生まれ変わろうとしています。木材って固いですよね、でも化学的に分解してしまうと甘い糖になるって知っていました?最近は燃料やプラスチックなど、石油由来の化成品を木材などのバイオマスから作り出そうという研究が世界中で盛んに行われています。バイオマスの新しい可能性を一緒に考えてみませんか?
地球温暖化対策のために木を伐ろう 光田 准教授 森林は大気中の二酸化炭素を吸収することから、地球温暖化の進行を緩和する機能があります。ですが、日本の場合は木を伐採することが、二酸化炭素吸収機能をより高めることになるのです。なぜでしょうか?そのメカニズムを科学的に解明します。そして、そこには人と森とのつきあい方のヒントがあるのです。
リモートセンシングで地球の健康診断-地球を救う先端技術 多炭 准教授 地球温暖化、生物多様性の喪失、水資源の枯渇...今、地球は大きな環境問題をたくさん抱えています。このままでは地球は、人間が幸せに生きていける星ではなくなってしまいます。地球の環境を診断して、地球の病気の治療につなげる技術、「リモートセンシング」について、わかりやすく紹介します。
カンボジアSATOYAMAの話
~森を伐ることは是か非か?~
伊藤 教授 森林の多くが荒廃したカンボジアでは、各地域の住民が地域のコミュニティ・フォレストを約20年にわたって守り育ててきました。しかし、これからの利用(伐採)のやり方を誤ると、また森林が荒廃しかねません。私たちは日本の里山の伝統的知識をベースに、最新の森林科学の研究手法を用いてカンボジア版SATOYAMAの持続的な管理方法を探求しています。遠そうで近い南の国のSATOYAMAの将来を一緒に考えてみませんか?
水の入り口を守る
~緑のダムは森の表土の保全から~
伊藤 教授 森は緑のダムと言われています。よく聞く言葉ですが、実は森の樹木は自分たちが生きていくためにたくさんの水を“消費”しています。ではなぜ「森は水を貯める」と言われているのでしょうか? そのカギは、水の入り口である表土にあります。私たちが安全でおいしい水を得続けるには、森の木々を上手に利用しながら、森の土を守っていかなければなりません。この講義では、森が水を育むしくみと土を守る方法について、最新の研究成果をまじえながら解説します。
森は動く!
~森の時間とヒトの時間~
伊藤 教授 はるか太古の昔から存在し続ける悠久の森。実はこの森が、じわじわと動いているのを知っていましたか? ヒトは大昔から、ゆっくりとした森の動きの中で木材などの資源を利用してきましたが、森の時間で森の動きをきちんと見ていなかったために、何度も失敗して森を荒廃させてきました。今後、ヒトが森と上手に付き合い続けるために、なかなか人目に付きにくい森の動きを科学的に解明する研究が世界中で行われています。森の動きを探る森林生態学の最前線に触れてみませんか?
みどりで快適に過ごそう 中園 准教授 植物は二酸化炭素を吸って酸素を放出したり,根から吸収した水分を表面から蒸散したりします.また,植物の色がみどり色であり,季節によりその様相を変えるので,人々に「癒し」を与える効果があります.上手に成長させた植物を用いると生活環境が良くなり,その恩恵により私たちは快 適に過ごすことができます.このテーマでは身近にあるみどりを用いて生活を改善する技術を紹介します.
樹木はどうやって成長するの?
~植物ホルモンと木部細胞の形成?
雉子谷准教授 小さかったはずの樹木がいつの間にか大きくなっていて,びっくり!その幹は太く頑丈で,台風にも負けずにずっと立ち続けています。樹木は,台風にも負けない強い細胞を一年一年積み重ねて大きくなります。樹木でも,植物ホルモンが存在し,細胞の形成を制御していることが最近の研究でわかってきました。森の中で生きている樹木の成長のしくみをのぞいてみませんか?
スギ&ヒノキ vs シロアリ 雉子谷准教授 シロアリは木材を食べてしまう怖い存在。大切な家がシロアリに食べられてしまうなんてこともあります。でも木材も負けていません。スギやヒノキの幹を輪切りにすると,中心部に赤色に着色した木材を持っています。スギやヒノキは,ここに,シロアリを退治できる秘密兵器を持っています。日本生まれのスギとヒノキは,外国生まれの木材よりも優れたシロアリ退治能力を持っています。スギとヒノキのシロアリ退治の秘密をのぞいてみませんか?
強いスギと弱いスギ 雉子谷准教授 小さかったはずの樹木がいつの間にか大きくなっていて,びっくり!その幹は太く頑丈で,台風にも負けずにずっと立ち続けています。木材は硬くて強いですが,その強さは,一本一本違います。どんな育ち方をしたら強くなるのでしょうか? 強いスギ,弱いスギの秘密を教えます。スギ材の強さの秘密をのぞいてみませんか?
私たちの安全を守る森林のはたらき 清水 准教授 森林の大きな働きの一つに、大雨によって山が崩れたり土が流されたりするのを防ぎ、土地の安定を保つことがあげられます。かつて森林が失われ、はげ山となった所では、大変な災害が起こり人々が苦しめられた歴史が、日本にもあります。しかし、森林が土地を守るこうした働きも、限りなく万能なわけではなく限界があるのも事実です。災害の様子と、それらを防ぐ森林の働きのメカニズム(しくみ)について、分かりやすくお話しします。
水害から農地を守る
~自然災害のもう一つの視点~
稲垣 教授 南海トラフ巨大地震が予想されています。でも、自然災害はこのような巨大災害だけではなく、日常的に繰り返し発生する災害に対する対策も重要な課題です。宮崎県の1年の農業生産額は約3200億円ですが、毎年、台風や豪雨により3%に相当する100億円程度、10年に一度では、1,000億円程度の被害がでることがあります。宮崎の低位部の農地は、ハウスなどが進展しているので、特に雨水の湛水水害に弱く、減災機能を考慮した農業施設のありかたを紹介します。
新燃岳の降灰の影響と火山灰の特徴と有効利用 細川 教授 宮崎県と鹿児島県の境にある霧島連山のひとつ新燃岳が2011年1月末に爆発的に噴火した。その降灰は宮崎県南に農業をはじめ各地区に大きな影響を及ぼした。出前講義では、火山噴火に伴う降灰の実態と、その影響についてお話し、多量に堆積している火山灰の特徴を取りまとめ、その有効利用について具体的にお話します。
水とお米の温故知新 竹下 准教授 最近、気温が少しずつ高くなっています。私たちにとっては、ほんのわずかなその変化を植物たちは敏感に感じています。そしてその影響はじつはお米にまで現れているのです。様々な対策が研究者達によって調べられていますが、実は昔の人の知恵の中に妙案があったのです。「水」を巧みに利用するその知恵とは?
水田が暑さを和らげるしくみ 竹下 准教授 思い出して下さい。夏の暑い日のことを。ふと水田地帯を通るとき、ちょっと涼しく感じたことはありませんか?どうして涼しく感じるのか?その秘密をお教えします。
都会で問題になっているヒートアイランドを防ぐ手立てがここにあるかも?!
モナリザに隠された水の物語
もう一つのダヴィンチコード
竹下 准教授 水はどこからやってきて、どこへ行くのか?川の水はいつも流れていくのに、どうしてなくならないのか?かつてレオナルド・ダ・ヴィンチも不思議に感じ、研究をしていました。そしてその成果は、なんとモナリザの絵の中に隠されていたのです!
もう一つのダヴィンチコードを巡る旅にいっしょに出かけてみませんか?
大丈夫?
外国企業が日本の森を買っていく
~水資源の正しい知識~
竹下 准教授 ここ最近、外国人や外国企業が日本の森林を買っていく実態が新聞やTVで放送されます。森は私たちの水の源です。このままで大丈夫なのか?水資源について正しい知識を身につけると、私たちが何をすれば良いのかが見えてきます。森と水の正しい関係を一緒に学びませんか?
技術の進化が日本の山を豊かにする 藤掛 教授 日本の山は昔は宝の山でした。残念ながら、今は違います。そうなった理由の一つは、山を育てたり、伐ったりする技術が遅れたものになってしまったからです。しかし、最近いくつかの技術が新たに開発され、日本の山も価値を生む可能性が見えてきました。日本の山の現状、技術が持つ可能性や課題について講義します。
森の暮らしと仕事 大地 助教 古来より日本人の暮らしは森と共にあり、その関係は現代人には容易に想像できないくらい深く、密接なものでした。日本人は森をどのように暮らしに役立ててきたのでしょう。また、そのなかで森を使い尽くさないようどのように守ってきたのでしょう。本講義では日本人の森に依存した暮らしぶりと知恵を史料やイラストで学びつつ、環境・エネルギー問題に悩む現代社会へのヒントを探ります。