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林業・木材産業の合同就職説明会を開催しました

2014年5月9日

4月18日、森林緑地環境科学科では、鹿児島大学農学部森林科学コースと合同で林業・木材産業むけの就職説明会を開催しました。

この企画は、当学科で学んだ学生の専門性を活かした就職をサポートすることを目的に、本学科と鹿児島大学とが昨年度から取り組んでいるものです。

説明会当日は、企業・団体側から27社、約50人、学生側から約100人が参加し、主催者側の予想を上回るほどの活況を呈しました。

企業・団体側からは、森林にかかわる仕事の広さを反映するように、森林行政(公務員)から製材メーカー、木材商社、森林組合、地理情報コンサルタントまで、幅広くお集まりいただきました。

一方、学生側からはホームの宮崎大から約75人、ビジターの鹿児島大から約25人が参加しました。

(表:参加企業・団体一覧)

業 種 企業・団体名
行政(4) 佐賀県・長崎県・熊本県・大分県
外郭団体(1) (独)森林農地整備センター
木材加工(8) (株)ノダ・外山木材(株)・院庄林業㈱、山佐木材㈱、都城木材㈱、中国木材㈱、 ㈱さつまファインウッド、ウッドエナジー協同組合
森林組合(7) 北薩森林組合、日田市森林組合、小国町森林組合、曽於地区森林組合、富士大和森林組合、鹿児島県森連、宮崎県森連
流通(3) 住友林業フォレストサービス㈱、肥後木材㈱、㈱伊万里木材市場
素材・森林管理(2) 上野物産㈱、九州林産㈱
測量コンサル(1) (株)パスコ
金融(1) ㈱日本政策金融公庫


説明会は全体説明と個別ブース説明に分けて進められました。

前半の全体説明は、藤掛教授(学科長)の開会挨拶から始まりました。藤掛教授は、「森林にかかわる企業と学生とが情報交換する機会はこれまであまりなかった」としたうえで、「ぜひここで将来に結びつくような関係を築いてほしい」と期待を述べられました。

それに続いて、お二方の先輩から現役学生にむけてのスピーチがありました。
ひとりは長崎県にお勤めの千年原さん(鹿大OG)で、「森林という専門性を活かせば、地元を離れてもやりがいのある仕事に出会える」と、地元志向の勝りがちな後輩たちに外に飛び出す勇気を与えるお話をしてくださいました。

もうひとりは住友林業フォレストサービスにお勤めの横林さん(鹿大OB)で、いきなり北海道に赴任を命ぜられたエピソードをユーモラスにご披露しつつ、社会人には数字や図表を物事を整理する力が求められるとお話してくださいました。

(写真:千年原さん) (写真:横林さん)

後半の個別ブース説明では、各企業・団体がそれぞれブースに工夫を凝らした展示を用意し、学生を迎えてくれました。

モニターやプロジェクターを使ってスライドを上映する企業もあれば、所管する森林や工場の生産ラインの写真を掲示する企業・団体もあり、会場は森林のキーカラーである緑で彩られました。

ブースを訪れる学生は、企業・団体の方の説明に真剣に耳を傾け、積極的に質問を投げかけていました。その真剣なまなざしを、講義の中でもぜひみたいものです(笑)。

(写真:個別ブースの説明会) (写真:真剣なまなざしの学生) (写真:ブースでの様子)

・説明会の後に回収したアンケートによれば、多くの学生は、ここで「実際に就職活動をしてみたい企業・団体」に出会い、また、林業・木材業界で働くことを具体的にイメージする材料を得ることができたようでした。

・実際に専門性を活かせる職業に就いた先輩や、実業界のプロフェッショナルとしてご活躍の方々の肉声に触れたことは、進路に悩む学生にとって有意義な時間になったことでしょう。とても実り多い一日でした。

・この中の学生が実際に林業・木材業界への就職を果たし、今度は社会人となってここに帰ってくる。そんな日もきっと来るでしょう。

・近年、林業・木材業界では景気回復が進んでおり、それにともなって新しい仕事を担いうる専門的人材を多く求めています。その一方で、学生の側にも、専門性を活かせるこの業界に身を置き、活躍の場を求めていこうというニーズが高まっているように思います。今回の盛況さはそのような機運の表れだと思われます。

・森林緑地環境科学科では、このような機運をとらえて、森林にかかわる企業・団体と学生とのマッチングを今後も続けていきます。

・最後になりましたが、今回は多数の企業・団体の方々にご参加いただきまして、まことにありがとうございました。参加企業・団体の一覧を掲げさせていただき、御礼に代えさせていただきます。また来年(鹿児島大開催)もぜひお越しください。